2023年10月19日、AppleはApple TV+のオリジナル番組『The Problem with ジョン・スチュアート』をシーズン2で打ち切った。全米脚本家組合のストライキが終結し、シーズン3に制作を始める直前での判断となった。理由は、シーズン3のエピソードで扱われる予定だった内容に関して、Appleとジョン・スチュアートの間で意見の相違があったためだとされている。
Apple TV+の『The Problem with ジョン・スチュアート』は、ジョン・スチュアートがホストを務める社会風刺番組。かつて『ザ・デイリー・ショー』でも鋭い社会風刺で人気を博したコメディアンのジョン・スチュアートが、現代のアメリカを取り巻く社会問題について歯にもの着せない言い方で切り込んでいく。エミー賞には、これまでに計5部門にノミネートされている。
ニューヨーク・タイムズによると、打ち切りの理由は、シーズン3で取り扱われる予定だった「中国とAI」の内容に関して、ジョン・スチュアートとアップルの間で意見が一致しなかったためだとされている。アップルは、番組の内容に関してジョン側に提言をしたが、ジョンはそれを受け入れず、そのまま番組を降板した。
参照記事：アップルの時事番組が突如終了、司会者とアップルで「中国とAI」に対する相違 | Forbes JAPAN 公式サイト（フォーブス ジャパン）
