ネタバレなしの海外ドラマ短評。今回は、現在Disney+(ディズニープラス)で独占配信中の『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン3。
レギュラーキャストが、スティーヴ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメスという時点ですでに豪華だったが、シーズン3ではさらにポール・ラッドとメリル・ストリープが出演。マーティン・ショート演じる演劇監督が演出したミュージカルの初演の夜に起きた殺人事件にお馴染みの3人が挑む。
シーズン前半のエピソードは、引き続き笑えるところも随所にあるものの、ストーリーのテンポはやや遅く感じた。シーズン3にもなるとネタも少なくなってきて仕方ないかと思っていたが、後半になると、一転、このドラマの本来の持ち味が一気に出てくる。特に第8話は、スティーヴ・マーティン、マーティン・ショート、メリル・ストリープという大ベテラン3人の演技が光っており、圧巻だった。全シーズンを通して最も素晴らしいエピソードだったと思う。
スコア ☆☆☆☆ 星4.0/5.0